2008年05月08日
戻り駕籠(サイレン節、白保節、唐船どーい)
戻り駕籠
むどぅりかぐ
muduri kagu
○戻り駕籠
作詞 玉城盛義
【サイレン節】
(男)駕籠に乗したる美ら女 うぬ年春ぬ若みどり 遠山目眉に芙蓉ぬ色 昔ぬ楊貴妃うりがやら
かぐにぬしたる ちゅらうぃなぐ 'うぬとぅし はるぬわかみどぅり [えんざん]みまゆに ふゆぬ'いる んかしぬよーきひ'うりがやら
kagu ni nushitaru chura winagu 'unu tushi haru nu wakamiduri [eNzaN]mimayu ni huyu nu 'iru Nkashi nu yookihi 'uri ga yara
○駕籠に乗せた美しい女 その年(は)春の若い芽 遠山のようになだらかな目眉に芙蓉のような美しい色 昔の楊貴妃その(人)であろうか
語句・みどぅり新芽 緑。ここでは「芽」。・えんざん 大和口で「遠山の眉」とは「遠山のように薄くなだらかな眉」美人の眉のたとえ。・ふゆ 芙蓉 <ふゆー アオイ科の落葉低木。美人のたとえによく使われる。
(男)牡丹芍薬百合ぬ花 年やニ八ぬ花盛り 匂いぬ芳さや梅の花 ぬぶしんさがゆさ 鼻はんち
ぶたんしゃくやくゆいぬはな とぅしやにはちぬはなざかい にうぃぬかばさや'んみぬはな ぬぶしんさがゆさ はなはんち
butaN shakuyaku yui nu hana tushi ya nihachi nu hanazakai niwi nu kabasa ya 'Nmi nu hana nubushiN sagayusa hana haNchi
○牡丹芍薬百合の花 年は16(くらい)の花盛り 匂いの芳しさは梅の花 のぼせも下がるよ 鼻はじけ
語句・にはち 2×8=16 16くらいの。 ・ぬぶしん のぼせも <ぬぶし のぼせ 上気 ・はなはんち 直訳すれば「鼻(を)はじけ」 はんち<はんちゅん はじく。
(男)まじくま降ち汗入ってぃ憩やい駕籠ぬあぬ女 出じゃち話さな一人旅 する訳聞ちんだ寄しかきてぃ
まじくま'うるち'あし'いってぃ ゆくやいかぐぬ'あぬうぃなぐ 'んじゃちはなさなひちゅいたびするわきちちんだ ゆしかきてぃ
maji kuma 'uruchi 'ashi'itti yukuyai kagu nu 'anu winagu 'Njachi hanasana hwichui tabi suru wachi chichiNda yushikakiti
○まずここに下ろして涼んで休憩して 駕籠のあの女出させて話したい 一人旅する訳を 聞いてみたい 近づいて
語句・まじ まず ・くま ここ 「二人称」では「あなたさま」、「三人称」では「あの方」という使い方もある。ここでは場所だろう。・あしいってぃ 汗を入れて→涼んで ・ちちんだ 聞いてみたい。<ちち<ちちゅん 聞く 連用形 + んだ<んんじゅん 見る 未然形 ・・・してみたい。・ゆしかきてぃ 寄せ掛けて→近づいて。
(男)駕籠ぬ中ぬあぬ女 我妻なゆんどぅんやりば 妻ぬバチ小やちゃんなぎてぃ むる肝打ち呉てぃ儘なゆしが
かぐぬなかぬ'あぬうぃなぐ わーとぅじなゆんどぅんやりば とぅじぬばーちぐゎやちゃんなぎてぃ むるじむ'うちくぅいてぃままなゆしが
kagu nu naka nu 'anu winagu waatuji nayuN duNyariba tuji nu baachigwa ya chaNnagiti murujimu 'uchikwiti mamanayuru
○駕籠の中のあの女 私の妻にでもなれば 妻のカカアはほうり投げ捨てて 心すべてあげて一緒になるのだけども
語句・どぅん ・・でも。「duの強意」(琉)。ここでは「なりば」と結んで「もしも妻になるようなことでもあれば」と願いを強調。 ・ばーちぐゎ 普通、「バーチー」は「叔母さん、小母さん」くらいだが、ここでは卑小の「小」をつけて、妻をさす「かあちゃん」「カカア」ぐらいが適当。短縮して「ばち」・ままなゆしが 一緒にになるのだけども。 「まま」は「思い通りに」。「ままなゆん」で「一緒になる」「結婚する」くらい。
(男)汝やむる肝 また我んねえ 蛸のまちぶい ちゃーまちぶい バチ小や捨てぃやい あぬ女妻しば極楽 しかきてぃんだ
'やーやむるじむ またわんねー たくぬまちぶい ちゃーまちぶい ばちぐわゎやしてぃやい 'あぬうぃなぐとぅじしばぐくらく しかきてぃんだ
'yaa ya murujimu mata waNnee taku nu machibui chaa machibui bachigwa ya shitiyai 'anu winagu tujishiba gukuraku shikakitiNda
○お前は全ての心 また私も(同じ) タコがからみつく(ように)ずっと離れられない カカアは捨ててあの女(を)妻にすれば極楽 (話し)しかけてみたい
語句・むるじむ 直訳で「全ての心」。二人の男が美人に「惚れまくった」くらいか。 ・まちぶい タコがからみくっついた様子。・ちゃー ずっと…している。・んだ …してみたい。<んんじゅん 見る …してみる。
(男)・思ゆる女やただ一人 男や余てぃ中たなか
'うむゆるうぃなぐやただひちゅい うぃきがや'あまてぃなかたなか
'umuyuru winagu ya tada hwicui wikiga ya 'amati nakatanaka
○思う女はただ一人 男は余って仲(は)二つ仲
語句・なかたなか 仲は二つの仲→女性を巡り対立している様。<なか+たー 二つの+なか。
(男)喧嘩てぃ勝ちゅしが妻すゆん とう早くしかきり 我ね負きらん
'おーてぃかちゅしが とぅじすゆん とーふぇーくしかきり わねまきらん
'ooti kachushi ga tuji suyuN too hweeku shikakiri wane makiraN
○決闘して勝ったほうが妻にする さあ早く(決闘)仕掛けろ 俺は負けない
語句・おーてぃ 喧嘩して。決闘して。・かちゅし 勝った者。 「し」は動詞について名詞化する。
(男)我んにん負きらん 女ぬたみなかいどぅ生ちちょる とーしかきり
わんにんまきらんうぃなぐぬたみなかいどぅ'いちちょる とーしかきり
waNniN makiraN winagu nu tami nakai du 'ichichoru too shikakiri
○俺も負けない 女のためにこそ生きているのだ さあ仕掛けろ
語句・なかい に。
【白保節】
(女)女を我ん一人 男や二所 語れないびらん 今から後を友小なやい 踊てぃ遊ば
うぃなごーわんちゅい うぃきがやたとぅくる かたれーないびらん なまから'あとーどぅしぐゎなやい 'うどぅてぃ'あしば
winagoo waN chui wikiga ya tatukuru kataree naibiraN nama kara 'atoo dushigwa nayai 'uduti 'ashiba
○女は私一人 男は二人 仲間になりましょうよ 今からずっと友達になって踊り遊びたい
語句・うぃなごー 女は<うぃなぐ+や 融合して語尾が「ごー」となる。「わん」(私)が「わんねー」(私は)となる原理と同じ。「や」は「短いi,a,uに終わる語に付く時はそれらの母音と融合し、ee、aa、ooとなる。」(沖)。・かたれー 「仲間になること。仲間入りを約束すること」(沖)。・ないびらん なりましょうね。<ない<なゆん+びら<あびゆん ます。→あびら 希望を表す未然形。+ん 強調を表す。・あとー 後は。<あとぅ+や。上述参考。
(男)我んねえしむしが汝やちゃーすが
わんねーしむしがやーやちゃーすが
wanee shimushiga yaa ya chaasuga
○俺はかまわないがお前はどうするか?
語句・しむしが かまわないが。<しむん 済む。終わる。「しむさ」いいよ。
(男)我んにんゆたさんてー
わんにんゆたさんてー
waNniN yutasaNtee
○俺もいいよ
語句・ゆたさん よい。よろしい。形容詞。・てー よ。
【唐船ドーイ】
でぃちゃよ 押し連れてぃ眺みやい遊ば 今日や名に立ちゅる十五夜でむぬ
でぃちゃよ'うしちりてぃながみやい'あしば きゆやなにたちゅるじゅぐやでむぬ
dicha yoo 'ushichiriti nagamiyai 'ashiba kiyu ya na ni tachuru juguya demunu
○さあ一緒に連れ立って眺めたりして遊ぼう 今日は有名な十五夜なのだから
語句・でぃちゃ さあ。・でむぬ ・・だから。・・なので。
琉球舞踊の大家、玉城盛義の振り付け、作。
とはいえ、元は大和の歌舞伎舞踊というジャンルでは有名な『戻駕籠色相肩』(もどりかご いろにあいかた)。
それゆえ大和言葉、表現が多い。
駕籠に乗せた女性の客をめぐり、それを担ぐ男の滑稽で、かつリアルな葛藤、そして対立が笑える。
けれども結末は二人の思いとは正反対に。
曲は、サイレン節から白保節、締めは唐船どーい。
白保節などは、よく替え唄と曲があっている。
個人的には広島の県人会総会などで、この滑稽芝居を見た。
女性は、実は男扮する、壮絶な(笑)美女。
男たちの欲望は、リアルであり、見るものをひきつける。
世間というものを二人の駕籠かきに凝縮している。
沖縄では今でも、どこかでこの芝居が演じられている。
youtubeにあった「戻り駕籠」。(漫才の後です)
むどぅりかぐ
muduri kagu
○戻り駕籠
作詞 玉城盛義
【サイレン節】
(男)駕籠に乗したる美ら女 うぬ年春ぬ若みどり 遠山目眉に芙蓉ぬ色 昔ぬ楊貴妃うりがやら
かぐにぬしたる ちゅらうぃなぐ 'うぬとぅし はるぬわかみどぅり [えんざん]みまゆに ふゆぬ'いる んかしぬよーきひ'うりがやら
kagu ni nushitaru chura winagu 'unu tushi haru nu wakamiduri [eNzaN]mimayu ni huyu nu 'iru Nkashi nu yookihi 'uri ga yara
○駕籠に乗せた美しい女 その年(は)春の若い芽 遠山のようになだらかな目眉に芙蓉のような美しい色 昔の楊貴妃その(人)であろうか
語句・みどぅり新芽 緑。ここでは「芽」。・えんざん 大和口で「遠山の眉」とは「遠山のように薄くなだらかな眉」美人の眉のたとえ。・ふゆ 芙蓉 <ふゆー アオイ科の落葉低木。美人のたとえによく使われる。
(男)牡丹芍薬百合ぬ花 年やニ八ぬ花盛り 匂いぬ芳さや梅の花 ぬぶしんさがゆさ 鼻はんち
ぶたんしゃくやくゆいぬはな とぅしやにはちぬはなざかい にうぃぬかばさや'んみぬはな ぬぶしんさがゆさ はなはんち
butaN shakuyaku yui nu hana tushi ya nihachi nu hanazakai niwi nu kabasa ya 'Nmi nu hana nubushiN sagayusa hana haNchi
○牡丹芍薬百合の花 年は16(くらい)の花盛り 匂いの芳しさは梅の花 のぼせも下がるよ 鼻はじけ
語句・にはち 2×8=16 16くらいの。 ・ぬぶしん のぼせも <ぬぶし のぼせ 上気 ・はなはんち 直訳すれば「鼻(を)はじけ」 はんち<はんちゅん はじく。
(男)まじくま降ち汗入ってぃ憩やい駕籠ぬあぬ女 出じゃち話さな一人旅 する訳聞ちんだ寄しかきてぃ
まじくま'うるち'あし'いってぃ ゆくやいかぐぬ'あぬうぃなぐ 'んじゃちはなさなひちゅいたびするわきちちんだ ゆしかきてぃ
maji kuma 'uruchi 'ashi'itti yukuyai kagu nu 'anu winagu 'Njachi hanasana hwichui tabi suru wachi chichiNda yushikakiti
○まずここに下ろして涼んで休憩して 駕籠のあの女出させて話したい 一人旅する訳を 聞いてみたい 近づいて
語句・まじ まず ・くま ここ 「二人称」では「あなたさま」、「三人称」では「あの方」という使い方もある。ここでは場所だろう。・あしいってぃ 汗を入れて→涼んで ・ちちんだ 聞いてみたい。<ちち<ちちゅん 聞く 連用形 + んだ<んんじゅん 見る 未然形 ・・・してみたい。・ゆしかきてぃ 寄せ掛けて→近づいて。
(男)駕籠ぬ中ぬあぬ女 我妻なゆんどぅんやりば 妻ぬバチ小やちゃんなぎてぃ むる肝打ち呉てぃ儘なゆしが
かぐぬなかぬ'あぬうぃなぐ わーとぅじなゆんどぅんやりば とぅじぬばーちぐゎやちゃんなぎてぃ むるじむ'うちくぅいてぃままなゆしが
kagu nu naka nu 'anu winagu waatuji nayuN duNyariba tuji nu baachigwa ya chaNnagiti murujimu 'uchikwiti mamanayuru
○駕籠の中のあの女 私の妻にでもなれば 妻のカカアはほうり投げ捨てて 心すべてあげて一緒になるのだけども
語句・どぅん ・・でも。「duの強意」(琉)。ここでは「なりば」と結んで「もしも妻になるようなことでもあれば」と願いを強調。 ・ばーちぐゎ 普通、「バーチー」は「叔母さん、小母さん」くらいだが、ここでは卑小の「小」をつけて、妻をさす「かあちゃん」「カカア」ぐらいが適当。短縮して「ばち」・ままなゆしが 一緒にになるのだけども。 「まま」は「思い通りに」。「ままなゆん」で「一緒になる」「結婚する」くらい。
(男)汝やむる肝 また我んねえ 蛸のまちぶい ちゃーまちぶい バチ小や捨てぃやい あぬ女妻しば極楽 しかきてぃんだ
'やーやむるじむ またわんねー たくぬまちぶい ちゃーまちぶい ばちぐわゎやしてぃやい 'あぬうぃなぐとぅじしばぐくらく しかきてぃんだ
'yaa ya murujimu mata waNnee taku nu machibui chaa machibui bachigwa ya shitiyai 'anu winagu tujishiba gukuraku shikakitiNda
○お前は全ての心 また私も(同じ) タコがからみつく(ように)ずっと離れられない カカアは捨ててあの女(を)妻にすれば極楽 (話し)しかけてみたい
語句・むるじむ 直訳で「全ての心」。二人の男が美人に「惚れまくった」くらいか。 ・まちぶい タコがからみくっついた様子。・ちゃー ずっと…している。・んだ …してみたい。<んんじゅん 見る …してみる。
(男)・思ゆる女やただ一人 男や余てぃ中たなか
'うむゆるうぃなぐやただひちゅい うぃきがや'あまてぃなかたなか
'umuyuru winagu ya tada hwicui wikiga ya 'amati nakatanaka
○思う女はただ一人 男は余って仲(は)二つ仲
語句・なかたなか 仲は二つの仲→女性を巡り対立している様。<なか+たー 二つの+なか。
(男)喧嘩てぃ勝ちゅしが妻すゆん とう早くしかきり 我ね負きらん
'おーてぃかちゅしが とぅじすゆん とーふぇーくしかきり わねまきらん
'ooti kachushi ga tuji suyuN too hweeku shikakiri wane makiraN
○決闘して勝ったほうが妻にする さあ早く(決闘)仕掛けろ 俺は負けない
語句・おーてぃ 喧嘩して。決闘して。・かちゅし 勝った者。 「し」は動詞について名詞化する。
(男)我んにん負きらん 女ぬたみなかいどぅ生ちちょる とーしかきり
わんにんまきらんうぃなぐぬたみなかいどぅ'いちちょる とーしかきり
waNniN makiraN winagu nu tami nakai du 'ichichoru too shikakiri
○俺も負けない 女のためにこそ生きているのだ さあ仕掛けろ
語句・なかい に。
【白保節】
(女)女を我ん一人 男や二所 語れないびらん 今から後を友小なやい 踊てぃ遊ば
うぃなごーわんちゅい うぃきがやたとぅくる かたれーないびらん なまから'あとーどぅしぐゎなやい 'うどぅてぃ'あしば
winagoo waN chui wikiga ya tatukuru kataree naibiraN nama kara 'atoo dushigwa nayai 'uduti 'ashiba
○女は私一人 男は二人 仲間になりましょうよ 今からずっと友達になって踊り遊びたい
語句・うぃなごー 女は<うぃなぐ+や 融合して語尾が「ごー」となる。「わん」(私)が「わんねー」(私は)となる原理と同じ。「や」は「短いi,a,uに終わる語に付く時はそれらの母音と融合し、ee、aa、ooとなる。」(沖)。・かたれー 「仲間になること。仲間入りを約束すること」(沖)。・ないびらん なりましょうね。<ない<なゆん+びら<あびゆん ます。→あびら 希望を表す未然形。+ん 強調を表す。・あとー 後は。<あとぅ+や。上述参考。
(男)我んねえしむしが汝やちゃーすが
わんねーしむしがやーやちゃーすが
wanee shimushiga yaa ya chaasuga
○俺はかまわないがお前はどうするか?
語句・しむしが かまわないが。<しむん 済む。終わる。「しむさ」いいよ。
(男)我んにんゆたさんてー
わんにんゆたさんてー
waNniN yutasaNtee
○俺もいいよ
語句・ゆたさん よい。よろしい。形容詞。・てー よ。
【唐船ドーイ】
でぃちゃよ 押し連れてぃ眺みやい遊ば 今日や名に立ちゅる十五夜でむぬ
でぃちゃよ'うしちりてぃながみやい'あしば きゆやなにたちゅるじゅぐやでむぬ
dicha yoo 'ushichiriti nagamiyai 'ashiba kiyu ya na ni tachuru juguya demunu
○さあ一緒に連れ立って眺めたりして遊ぼう 今日は有名な十五夜なのだから
語句・でぃちゃ さあ。・でむぬ ・・だから。・・なので。
琉球舞踊の大家、玉城盛義の振り付け、作。
とはいえ、元は大和の歌舞伎舞踊というジャンルでは有名な『戻駕籠色相肩』(もどりかご いろにあいかた)。
それゆえ大和言葉、表現が多い。
駕籠に乗せた女性の客をめぐり、それを担ぐ男の滑稽で、かつリアルな葛藤、そして対立が笑える。
けれども結末は二人の思いとは正反対に。
曲は、サイレン節から白保節、締めは唐船どーい。
白保節などは、よく替え唄と曲があっている。
個人的には広島の県人会総会などで、この滑稽芝居を見た。
女性は、実は男扮する、壮絶な(笑)美女。
男たちの欲望は、リアルであり、見るものをひきつける。
世間というものを二人の駕籠かきに凝縮している。
沖縄では今でも、どこかでこの芝居が演じられている。
youtubeにあった「戻り駕籠」。(漫才の後です)
Posted by たる一 at 23:19│Comments(0)
│ま行
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