2006年09月04日
こてい節
こてい節
くてぃぶし
kuti bushi
(古典)(若衆踊り)
常盤なる松のかわることないさめ 何時も春来れば色どまさる
とぅちわなるまつぃぬかわるくとぅねさみ 'いつぃんはるくりば'いるどぅまさる
tuchiwanaru matsi nu kawarukutu nesami 'itsiN harukuriba 'iru du masaru
○常緑の松は変わることがないのだ いつでも春が来ると必ず色は増す
(女こてい節)
ご慈悲ある故どお真人のまぎり上下もそろて仰ぎ拝む
ぐじひ'あるゆいどぅ'うまんちゅぬまじりかみしむんするてぃ'あうじ'うがむ
gujihi 'aru yui du 'umaNchu nu majiri kamishimuN suruti 'auji 'ugamu
○御慈悲あるからこそ万人の一同(身分の)上下も揃って仰ぎ拝むのだ
くてぃぶし
kuti bushi
(古典)(若衆踊り)
常盤なる松のかわることないさめ 何時も春来れば色どまさる
とぅちわなるまつぃぬかわるくとぅねさみ 'いつぃんはるくりば'いるどぅまさる
tuchiwanaru matsi nu kawarukutu nesami 'itsiN harukuriba 'iru du masaru
○常緑の松は変わることがないのだ いつでも春が来ると必ず色は増す
(女こてい節)
ご慈悲ある故どお真人のまぎり上下もそろて仰ぎ拝む
ぐじひ'あるゆいどぅ'うまんちゅぬまじりかみしむんするてぃ'あうじ'うがむ
gujihi 'aru yui du 'umaNchu nu majiri kamishimuN suruti 'auji 'ugamu
○御慈悲あるからこそ万人の一同(身分の)上下も揃って仰ぎ拝むのだ
解説
(語句)
・とぅちわ 常盤 常緑 いつまでも繁栄することのたとえ
・さみ ・・のだ
・まさる 優れる ましてくる
<まさゆん
・うまんちゅ 万人 人民
・まじり 一同 すべて
(コメント)
古典。舞踊曲。原歌に
・大西のこてい やなづち葉ど好きゅるわした若者や花ど好きゅる
うふにしぬくてい やなぢちふぁどぅしちゅる わしたわかむんや はなどぅしちゅる
○大西(読谷間切の地名)の強い牡牛はなぢち葉(不明)を好む 我々の若者は花(華やかさの意味もある)を好む
という歌があり、そこから「くてぃ節」といわれるようになった。
(語句)
・とぅちわ 常盤 常緑 いつまでも繁栄することのたとえ
・さみ ・・のだ
・まさる 優れる ましてくる
<まさゆん
・うまんちゅ 万人 人民
・まじり 一同 すべて
(コメント)
古典。舞踊曲。原歌に
・大西のこてい やなづち葉ど好きゅるわした若者や花ど好きゅる
うふにしぬくてい やなぢちふぁどぅしちゅる わしたわかむんや はなどぅしちゅる
○大西(読谷間切の地名)の強い牡牛はなぢち葉(不明)を好む 我々の若者は花(華やかさの意味もある)を好む
という歌があり、そこから「くてぃ節」といわれるようになった。
Posted by たる一 at 06:29│Comments(3)
│か行
この記事へのコメント
この前の写真は正装で良かったのですが、惜しむらくは少し小さめなところ。
今回の写真はバッチリで、楽しいものですね(いつも本題から離れたコメントですいません)。
今回の写真はバッチリで、楽しいものですね(いつも本題から離れたコメントですいません)。
Posted by 金魚小 at 2006年09月06日 08:58
金魚小さん、お褒めいただいてありがとう。
写真にコメントいただけるなんて!
本題のほうも気が向かれたらコメントしてくださいね~
写真にコメントいただけるなんて!
本題のほうも気が向かれたらコメントしてくださいね~
Posted by せきひろし(たるー) at 2006年09月08日 07:30
「牡牛」を表す「クティ」ですが、これはアジア・ユーラシア大陸地域の全域に分布する古語です。
少なくともタイからインドシナ半島地域のクメール系民族国家からインド近隣と日本全域の古語でもあります。
東北地方日本海側の古い方言に「こっとい」があり「特牛、牡牛」の当て字がされています。また東北から関東の古語に「こって」があり同じくです。
また、タイからインド、またフィリピンやマレーシア、インドネシアに掛けて「コッティ、クッティ、グッティ、コーティ、グーティ、グートゥ」などが多数「牡牛」を示す言語として広範囲で使用されています。つまり「ドラヴィダ語圏」です。またフランスなどのラテン語地域にも残留していますが現在の使い方としては「ゴーダ」「ゴート」などですが、漠然と「牛」を指しています。
不思議なものです。
少なくともタイからインドシナ半島地域のクメール系民族国家からインド近隣と日本全域の古語でもあります。
東北地方日本海側の古い方言に「こっとい」があり「特牛、牡牛」の当て字がされています。また東北から関東の古語に「こって」があり同じくです。
また、タイからインド、またフィリピンやマレーシア、インドネシアに掛けて「コッティ、クッティ、グッティ、コーティ、グーティ、グートゥ」などが多数「牡牛」を示す言語として広範囲で使用されています。つまり「ドラヴィダ語圏」です。またフランスなどのラテン語地域にも残留していますが現在の使い方としては「ゴーダ」「ゴート」などですが、漠然と「牛」を指しています。
不思議なものです。
Posted by くがなー at 2012年01月28日 23:10
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