華ぐるま
華ぐるま
はなぐるま
hana guruma
語句・
はなぐるま 「花」ではなく「華やかな」という意味の「華」を使われている。「花」で作った「かじまやー」(風車)ということだろうか。
作詞 上原 直彦 作曲 松田 弘一
一、
人情ぬしてぃ みぐり華ぐるま 真肝結ぶ なりし御縁 (フィーヨー フィ みぐり華ぐるま)
ふぃとぅなさき ぬしてぃ みぐりはなぐるま まぢむむしぶ なりしぐゐん (ふぃーよー ふぃー みぐりはなぐるま)
hwitu nasaki nushiti miguri hanaguruma majimu mushibu narishi guyiN (hwii yoo hwii miguri hana guruma)
〇
人の情けを乗せて 回れ華ぐるま 真心をむすぶ 親しい御縁 (ひけよひけ まわせ華ぐるま)
以下括弧の囃子言葉は省略。
語句・
みぐりまわれ。<みぐゆん。「めぐる。回る」【琉球語辞典】。命令形。・
なりし親しい。 <なりゆん。「慣れる、なじむ、親密になる」【琉辞】。・
ふぃーよー 引けよ。<ふぃちゅん 引く。命令形+よー よ。
二、
華ぐるま乗やい 思いやふぁやふぁとぅ いちゅる先方や 花ぬ都
はなぐるまぬやい うむいやふぁやふぁとぅ いちゅるさちふうや はなぬみやく
hanaguruma nuyai 'umui yahwayahwa tu 'ichuru sachihuu ya hana nu miyaku
〇
華ぐるまに乗って思いやすやすと行く先々(将来)には華やかな都が
語句・
やい 「連用形または連用語幹に付いて『(…し)て』の意」【琉辞】。・
やふぁやふぁとぅ 「やんわりと」【琉辞】。視覚的な状態を形容する「やんわり」という意味と、心情表現としての「気持ちやすやすと」くらいの意味もある。・
はな「花」と「華やかな」の意味。「遊郭」や「毛遊び」が盛んな町を表す場合もある。
三、
くびり道やてぃん 迷い道やてぃん 人情ありば 夢ぬ大道
くびりみちやてぃん まゆいみちやてぃん ふぃとぅなさきありば いみぬうふど
kubiri michi yatiN mayui michi yatiN hwitu nasaki 'ariba 'imi nu 'uhudoo
〇
小さい坂道であっても 迷い道であっても 人の情けがあれば 夢ごこちの大道である
語句・
くびり 「小さい坂」【琉辞】。<く。小。+びり<ふぃら。坂。
「石くびり」を参照。・
うふどー 大きな道→「人生」の比喩であろう。
四、
若さ大道に 華ぐるまはらち 人心知ゆる なりし浮世
わかさうふどーに はなぐるまはらち ふぃとぅぐくるしゆる なりしうちゆ
wakasa 'uhudoo ni hana guruma harachi hwitugukuru shiyuru narishi 'uchiyu
〇
若さ大道に(人の情けを乗せた)華ぐるまを走らせて人心を知ることができる 親しいこの世の中に
語句・
はらち 走らせて。<はらしゅん。走らせる。
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