華ぐるま

たる一

2013年02月17日 09:10

華ぐるま
はなぐるま
hana guruma
語句・はなぐるま 「花」ではなく「華やかな」という意味の「華」を使われている。「花」で作った「かじまやー」(風車)ということだろうか。


作詞 上原 直彦   作曲 松田 弘一


一、人情ぬしてぃ みぐり華ぐるま 真肝結ぶ なりし御縁 (フィーヨー フィ みぐり華ぐるま)
ふぃとぅなさき ぬしてぃ みぐりはなぐるま まぢむむしぶ なりしぐゐん (ふぃーよー ふぃー みぐりはなぐるま)
hwitu nasaki nushiti miguri hanaguruma majimu mushibu narishi guyiN (hwii yoo hwii miguri hana guruma)
人の情けを乗せて 回れ華ぐるま 真心をむすぶ 親しい御縁 (ひけよひけ まわせ華ぐるま)
以下括弧の囃子言葉は省略。
語句・みぐりまわれ。<みぐゆん。「めぐる。回る」【琉球語辞典】。命令形。・なりし親しい。 <なりゆん。「慣れる、なじむ、親密になる」【琉辞】。・ふぃーよー 引けよ。<ふぃちゅん 引く。命令形+よー よ。



二、華ぐるま乗やい 思いやふぁやふぁとぅ いちゅる先方や 花ぬ都
はなぐるまぬやい うむいやふぁやふぁとぅ いちゅるさちふうや はなぬみやく
hanaguruma nuyai 'umui yahwayahwa tu 'ichuru sachihuu ya hana nu miyaku
華ぐるまに乗って思いやすやすと行く先々(将来)には華やかな都が
語句・やい 「連用形または連用語幹に付いて『(…し)て』の意」【琉辞】。・やふぁやふぁとぅ 「やんわりと」【琉辞】。視覚的な状態を形容する「やんわり」という意味と、心情表現としての「気持ちやすやすと」くらいの意味もある。・はな「花」と「華やかな」の意味。「遊郭」や「毛遊び」が盛んな町を表す場合もある。


三、くびり道やてぃん 迷い道やてぃん 人情ありば 夢ぬ大道
くびりみちやてぃん まゆいみちやてぃん ふぃとぅなさきありば いみぬうふど
kubiri michi yatiN mayui michi yatiN hwitu nasaki 'ariba 'imi nu 'uhudoo
小さい坂道であっても 迷い道であっても 人の情けがあれば 夢ごこちの大道である
語句・くびり 「小さい坂」【琉辞】。<く。小。+びり<ふぃら。坂。「石くびり」を参照。・うふどー 大きな道→「人生」の比喩であろう。


四、若さ大道に 華ぐるまはらち 人心知ゆる なりし浮世
わかさうふどーに はなぐるまはらち ふぃとぅぐくるしゆる なりしうちゆ
wakasa 'uhudoo ni hana guruma harachi hwitugukuru shiyuru narishi 'uchiyu
若さ大道に(人の情けを乗せた)華ぐるまを走らせて人心を知ることができる 親しいこの世の中に
語句・はらち 走らせて。<はらしゅん。走らせる。

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